2013
Okayama
家の前には綺麗に整えられた広大な庭が広がる場所で、クライアントの長年の夢であった「おうちカフェ」を計画した。LDKとして使用していた空間を、大きな空間変更をすることなく限られたコストの中で「居心地の良い空間」が求められた。既存の空間の中にさりげなく配置した「家具」たちが“LDKからCAFF”へと変化を与え、人と空間を穏やかに繋ぐものとなることを考えた。そして“室内から眺める庭”“庭から眺める室内”という内と外の両面を意識することで“人-空間-自然”の流れを視点というものによって心地よい時間を生み出すことを試みている。